先日、札幌駅北側のヨドバシカメラに行きました。
そして、お金を下ろしに近くのセブンイレブンに行くと…そこで見つけてしまいました…
画期的なバリアフリーを!!!
それは、こちらです。
おや、なんてことないコンビニの入り口です。が、
なにやら引っ込んでいますね。
店の入り口が店舗内に引っ込んでいて、
スロープと手すりが設置されてました。
こうした路面店における一つの課題として、雨水が店舗に侵入しないよう段差を設けていて(この店舗の場合は5㎝位でしょうか)、それがいわゆるバリアになってしまうことがあります。
国土交通省 住宅局建築指導課が昨年2020年6月29日にまとめた
「小規模店舗のバリアフリー化について」という報告を見ても
簡易的な踏み台を付けたり…①
簡易スロープをつけたり…②
店舗に平行に長いスロープを設置したり…③
急な坂道のようなスロープを付けたり…④
をしていました。
それを…
店舗内に引き入れる形で、なだらかなスロープをつけていました。
この店舗は、ずっと前からあった…と記憶していますが、久しぶりに訪れたらこうなってました。
もちろん、中に引き入れる分、店舗面積が狭くなり、面積単位の売上を図る小規模店舗にとっては、難しい決断だったことも想像したりします。
ある程度体力のあるお店だからできること…かもしれないと思いつつ、
この引き入れ面積をデザインに落とし込むなどして、
さらに自然な形にすることもできるかもしれない…などと思いました。
機会があれば、セブン&iホールディングさんにも確認したいなと思ったり。
(「バリアフリーフロント」HPより転載 2021.4.17)
参考資料
*国土交通省住宅局建築指導課「小規模店舗のバリアフリー化について」2020.6.29https://www.mlit.go.jp/common/001351062.pdf